こんにちは、RESCUE4thです。
台風10号の影響もまだ残るなか、この台風が通り過ぎた後も、その影響で8月17日は関東地方でも最高気温が35度を超え、40度にせまるところが出てくるという予想がウェザーニュースによって伝えられている。
ウェザーニュース 【明日は関東でも40℃に迫る暑さに】
【明日は関東で40℃に迫る暑さに】
明日17日(土)も台風10号が運び込んだ非常に暖かな空気が残ります。関東では各地で35℃を超え、200地点前後が猛暑日となる見込みです。一部では40℃近くまで上がる予想のため、熱中症に厳重な警戒が必要です。https://t.co/LxtBe2lHiK pic.twitter.com/alWf5wKrB8— ウェザーニュース (@wni_jp) August 16, 2019
実のところ、国や行政も川の氾濫には治水工事のようなハードウェア防災に取り組んでいるものの、猛暑に関しては[気温を測る]以上のことが何もできていないのが現状。民間企業などでは商業施設等で、日陰づくりやミストの噴霧という取り組みはあるものの、都市部のごく一部。ビルに入れば冷房は効いている。それに比べ地方ではそうした民間施設は少ない/無いし、行政が公共的な施設として日陰やミストを提供し、猛暑・酷暑の防災に取り組んでいるという事例は、無い。
せめてもの救いが、図書館などの公共施設に入れば冷房が効いていることもあって、地方においてはこの時期、図書館はひとつの猛暑・酷暑に対する避難場所(シェルター)の役割も果たしていたりする。それでも開館時間内の話であるし、休館日などもあるので、熱帯夜を冷房の効いた図書館で過ごす…などということは、できないし、熱帯夜からの避難で冷房の効いた公民館が避難所になることは…まず、無い。
ウェザーニュースによる週間天気予報
ウェザーニュースによる週間天気予報も猛暑や豪雨が注意喚起されている。
【週間天気】この先1週間の天気のポイント
・北海道で大雨のおそれ
・台風通過後は猛暑警戒
・休み明けは強雨注意
▼詳しくはこちら▼https://t.co/0k7rOtwDmX pic.twitter.com/TtXXjN1x3p— ウェザーニュース (@wni_jp) August 15, 2019
荒木健太郎氏によるツィート
映画『天気の子』で気象監修をされた荒木健太郎氏のツィッターによると秋田県は真っ赤っかである。
秋田県にかほで朝からすでに最高気温36.5℃(16日06:18)の猛暑日に!台風接近に伴うフェーン現象が原因です.熱中症にくれぐれもお気をつけください. pic.twitter.com/PuwTkFKvML
— 荒木健太郎 (@arakencloud) August 15, 2019
ひとりひとりが、熱中症対策をするしかないのかもしれないけれど、防災的には国や自治体(行政)による猛暑・酷暑対策にも取り組んでほしいと思う。
- 日陰になり風通しの良い公共空間(アーケード、サンシェード)
- 交差点における信号待ちの人への日陰づくり
- ミスト噴霧
- 公共的な水分補給所(水飲み場は公園あたりにしかない)
誰もが経済的に余裕があるわけではない。誰一人取り残さない猛暑・酷暑対策を、強く期待している。
かつては「ノストラダムスの大予言」で来たるべき日の目撃者となる予定だったが幸いにも恐怖の大王はこなかった。しかし平成に入って阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめ数多くの自然災害がこの国を襲い、世界各所においても巨大災害が発生している。また毎年のようにゲリラ豪雨や大型台風による風水害、熱中症による死に至る体調不良が頻発し続ける令和の時代において、自然災害にいかに備えるか。ソフトウェア防災から個人装備品など、自然災害に対して自分でできることは何かを考えながら書き綴ります。
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