こんにちは、RESCUE4thです。
なかなか良い本を見つけたので紹介します。
災害時の避難先として、公的な避難所がありますが、体育館だったり公民館だったりします。一家族のスペースはそれほど大きくはありませんし、プライバシーを守ることはほぼできないと思った方がよい場合も少なくはありません。また昨今のコロナ禍なので感染防止にも気をつけなければなりません。
そんな中で「自家用車」で避難するという選択肢がありますが、乗用車ではなかなか宿泊先というわけにもいかず、ニュースなどでは車中泊によるエコノミークラス症候群による事故が伝えられるなどがあり、これまではあまり災害時の避難場所としての自家用車…さらには車中泊を積極的にすすめていることはなかったかもしれません。
ただ、ここに来て、車中泊という避難の方法に注目が集まっているのも確かですし、いわゆるレジャーとしての車中泊のノウハウが蓄積されてきたので、無理なく車中泊という避難の選択肢が出てきたとも思います。
そんな中で見つけた本書は、かなり中綴じのムック(雑誌)ではありますが、内容はかなり充実しているので紹介したいと思います。
完全保存版 地震、豪雨などの災害に備える!車中泊 避難マニュアル vol.1
冒頭の危機管理アドバイザーの国崎信江さんのインタビュー記事がいきなりこの本の核心をついてます。もうここを読んだだけで、この本の活用ができるというもの。
目次
- 04 Prologue
- 08 危機管理アドバイザー・国崎信江さんに聞いた 被災時の車中泊避難は是か非か
- 10 「日本笑顔プロジェクト」が広げる 防災アミューズメントパーク “nouvo(ノーボ)”
- 14 梱包資材企業が作った災害備蓄用アイテム 紙でできた寝袋の実力
- 16 女性キャンパー・三沢真実さんが提案 防災を楽しくおしゃれに
- 21 災害時に心強い味方となるキャンピングカーで支援 より強固になった「九州」とナッツ
- 22 被災者アンケートでわかった現場の生の声 熊本地震での車中泊避難の実情
- 26 車中泊避難の基本
- 28 Course01 ストレスを減らす車中泊での寝方
- 30 Course02 エコノミークラス症候群の原因と予防
- 32 Course03 災害発生!その時どう動く?
- 34 Course04 平時からシミュレーションすること
- 36 Course05 レジャーと緊急時、何が違う?
- 38 Course06 自分のクルマを知る
- 40 Course07 「寝られるか?」のチェックポイント
- 42 Course08 クルマに積んでおく物
- 44 Course09 梅雨から盛夏の注意点
- 46 Course10 冬から残雪期の注意点
- 48 Course11 ペットと一緒に避難生活
- 50 カーネル流 車中泊マナー10ヶ条
- 52 withコロナ時代の新クルマ旅マナー
- 54 緊急時に“電化製品”が使える強さが手に入る ポータブル電源&ソーラーパネルカタログ
- 57 備えあれば憂なし!自分に合った防災セットを選ぼう 防災セット大図鑑!
- 70 準備しておけば慌てない!エコノミークラス症候群の予防にも大切!携帯トイレ実測カタログ
- 76 CarNeru Selection 災害時に役立つ車中泊アイテム
- 76 Aizu「マルチシェード」
- 77 Aizu「アイズブロッカー」
- 78 OMC「ナロー銀河 車載用クーラーモデル」
- Epilogue
アウトドア情報メディア SOTOBIRA
旅する出版社「カーネル株式会社」 CarNeru Inc.
かつては「ノストラダムスの大予言」で来たるべき日の目撃者となる予定だったが幸いにも恐怖の大王はこなかった。しかし平成に入って阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめ数多くの自然災害がこの国を襲い、世界各所においても巨大災害が発生している。また毎年のようにゲリラ豪雨や大型台風による風水害、熱中症による死に至る体調不良が頻発し続ける令和の時代において、自然災害にいかに備えるか。ソフトウェア防災から個人装備品など、自然災害に対して自分でできることは何かを考えながら書き綴ります。
コメント
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