大雨警報(土砂災害)の危険度分布を5kmから1km単位に高解像度化したもよう。避難が必要とされる警戒レベル4に相当する領域等が詳細に把握可能できるとのことですが、どういうことでしょうか?
【報道発表】(R1.6.27) 大雨警報(土砂災害)の危険度分布を5kmから1km単位に高解像度化します。避難が必要とされる警戒レベル4に相当する領域等が詳細に把握可能です。 #危険度分布https://t.co/pPNJzmJuel pic.twitter.com/l61VXcwiVc
— 気象庁 (@JMA_kishou) June 27, 2019
これまでの大雨警報(土砂災害)の危険度分布は5km四方で表示していました。かつてはこれでも十分だったのかもしれませんが、昨今のゲリラ豪雨、短時間で狭い地域に集中的に降る雨までは把握できなかったのも事実です。
気象庁はさらに危険度分布を5km単位から1km単位にすることで、これまで1つのブロックだったところを、5×5の25個の小さなブロックで表示できるようになりました。これにより短時間の、局所的な集中豪雨による危険度を、より細かく表示することができるようになったようです。
しかしながら、河川の上流などでの集中的な豪雨が下流におよぼす影響までは表示できません。そこは川の近くにお住まいの場合などは気をつけていかなければならない課題でもあります。
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かつては「ノストラダムスの大予言」で来たるべき日の目撃者となる予定だったが幸いにも恐怖の大王はこなかった。しかし平成に入って阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめ数多くの自然災害がこの国を襲い、世界各所においても巨大災害が発生している。また毎年のようにゲリラ豪雨や大型台風による風水害、熱中症による死に至る体調不良が頻発し続ける令和の時代において、自然災害にいかに備えるか。ソフトウェア防災から個人装備品など、自然災害に対して自分でできることは何かを考えながら書き綴ります。
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