こんにちは、RESCUE4thです。
都会のような人工密集地で、地震などによる広範囲での火災が発生すると、場所によっては[火災旋風]が起こることが予想されています。1923年の関東大震災の際に起きた火災旋風の様子をとらえた動画が発見されたとのこと、詳しくみてみましょう。
1923年 関東大震災 実写映像
1923年9月1日に発生した関東大震災、その時の実写映像が残っていたことを伝える動画です。
墨田区にあった被服廠跡=陸軍の軍服製造工場の跡地では避難した95%に当たるおよそ3万8000人もの人たちが犠牲になりましたが、その死因のほとんどが火災旋風による焼死だったとか。
火災旋風の屋外実験#1
火災旋風は、炎による上昇気流で起こるつむじ風。この実験映像では三階建のビルの高さくらいですが、これがさらに50m、100m、200mの火災旋風となると……もはや人の力でなんとかできるレベルを超えています。
炎の竜巻(火災旋風)がオーストラリアで fire tornado
012年9月11日、巨大一枚岩「エアーズロック」の近くのカーティン・スプリングスで映画撮影していたチームの近くで炎の柱が発生。山火事によるものだそうです。
火災旋風から逃れる方法は、ただひとつ![火災旋風から距離をとる]すなわち、とにかく逃げることです。
関東大震災のときも、火の手から逃れようと隅田川にかかる多くの橋から飛び降りた人たちがいましたが、上からどんどん人が飛び降りてきて、ぶつかったり、重なり合ったりして溺死した犠牲者も多かったと聞いています。
出来る限り正しい情報に基づいた避難行動をとる。それが唯一生き残る可能性を高くする方法のようです。
【あわせて読みたい】
かつては「ノストラダムスの大予言」で来たるべき日の目撃者となる予定だったが幸いにも恐怖の大王はこなかった。しかし平成に入って阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめ数多くの自然災害がこの国を襲い、世界各所においても巨大災害が発生している。また毎年のようにゲリラ豪雨や大型台風による風水害、熱中症による死に至る体調不良が頻発し続ける令和の時代において、自然災害にいかに備えるか。ソフトウェア防災から個人装備品など、自然災害に対して自分でできることは何かを考えながら書き綴ります。
コメント