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被災写真の修復も大切だけど、思い出=生きた証を被災させない備えも必要 – デジタル化やアルバム疎開など

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こんにちは、RESCUE4thです。

2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震。震度7(M6.7、深さ37km)の巨大地震による土砂崩れなどで多くの犠牲者を出した厚真町で、土砂で汚れた1万枚にもおよぶ被災世帯の写真を洗浄し、修復するボランティア活動に取り組んでいる若者がいる。

その取り組みを伝えている記事がこちら。

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被災地に埋もれた写真1万枚修復 北海道地震の遺族らに

被災地に埋もれた写真1万枚修復 北海道地震の遺族らに - 日本経済新聞
2018年9月の北海道地震の土砂崩れなどで37人が犠牲になった厚真町で、芦別市の西村勇太さん(42)が被災世帯の写真を修復するボランティア活動に取り組んでいる。土砂に埋もれていた約1万枚を生き返らせ、遺族らに届けるのが目標だ。西村さんは「できるだけ多くの写真をお返ししたい」と話す。6日で地震から1年半。昭和初期の日付が...

 

思い出を災害から守るために

実は、このブログRESCUE4thで、いつか実現したいな、と思っていることが「思い出を災害から守る」ことなのです。思い出と一言でいってしまうのは簡単ですが、深い意味で言えば『その人が生きていた証』が思い出なのです。

阪神淡路大震災、東日本大震災、それ以外にも数多くの震災があり、また毎年のように巨大な台風や温暖化型豪雨によって氾濫した河川によって浸水〜水没してしまう…そんな災害があまりにも多発しすぎてはいるのですが、その災害に対して『思い出を守る』ということに、どれだけ関心を持っているでしょうか?

東日本大震災で津波で流された写真やアルバム、位牌などは他の瓦礫とは別扱いで自衛隊や警察、消防、ボランティアさんが回収しました。写真は洗浄・修復され持ち主に返すための取り組みが被災地のあちらこちらで行われていましたが……。さて、どうでしょう。わたしたちは今巨大な災害に襲われたときに、まずは自分の命と大切な人の命を守ることが最優先ではありますが、大事な思い出を災害にあわないようにしているでしょうか?

そう…たとえば

  • 写真をデジタル化してクラウドに保存しているか?
  • 家族にとって大事なイベントを記録したビデオをデジタル化して安全に保存しているか?
  • パソコンや家の中のHDDに保存しておいても家が流されてしまっては取り戻すことはできません。

などなど。東日本大震災から9年目を迎えようとしている今でさえ、紙焼きの写真が貼り付けられているアルバムは、デジタル化もしないでそのままの状態ではないでしょうか?

[私や家族が生きていた証である思い出を災害から守るだめにできること]

被災するまで何もせずにこの記事でとりあげた西村さんのような方が出てくるのを待ちますか?それとも災害が来る前にできること「デジタル化」や「家族のアルバムを安全な場所に疎開させておく」などということを考えてみませんか?

失われたり、汚れたりする前に家の中にあるアルバムやビデオに対してできることがあると思うのです。そんなことを、少しでも考えてみてはいかがでしょうか?

関連リンク

こうした取り組みは大切ですが、次に襲ってくる自然災害に備えて、家族のアルバムをデジタル化しクラウドに保存したり、アルバムそのものを疎開させておく…ことが、実は南海トラフ巨大地震や首都直下地震に備えることにもなったりすと思うのです。

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