こんにちは、RESCUE4thです。
台風19号の爪痕が残るなか、10月13日未明には東北地方を抜けて太平洋上で温帯低気圧になるということですが、台風による風雨が過ぎてからが、水害の本番がやってくる。
特に山間部に降った雨、ダムからの緊急放流、支流があわせてあわせて本流になってくる下流域。本当に堤防決壊などの危険、河川の氾濫の危険はこれからなのです。
平成29年に改訂されたフィクションドキュメンタリー「荒川氾濫」H29 3改訂版 をぜひご覧ください。雨が止んだから、風が止んだからといってすぐに危険が去ったわけではない。そのことを知って欲しいと思います。
しかもこのフィクションドキュメンタリーは「荒川」一本の氾濫のみ。台風19号による広範囲の大雨によってこの氾濫河川が複数本になってくています。
さらにわるいことに、高潮の情報もあって…映画『天気の子』のラストシーンのようにならないことを祈るばかりです。
河川の状態は、気象庁のこちらのページが詳しくわかります。
洪水警報の危険度分布 気象庁
気象庁の洪水警報の危険度分布のウェブサイトです。実際にパソコン等で操作が必要なのですが、すでに左のスクリーンショットでみても関東地方で
- 黒い線で表示されている河川がすでに氾濫が発生している河川。
- 赤い線で表示されている河川が氾濫はしていないが氾濫の危険がある河川
ということで、もうすでに氾濫している河川が複数あることは、もう異常事態/非常事態なのです。
台風19号が日本を抜けて太平洋上で温帯低気圧になったからといって安心してはだめなんです。これからが、河川の氾濫の本番がやってくるのです。
常に自分が住んでいる地域の近くにある河川がどのような状態なのか、実際に見に行くのは死亡フラグなので、テレビやラジオ、ウェブサイトから情報を得て避難行動をとってください。
フィクションドキュメンタリーは荒川一本での水害ですが、現実は複数本の河川によるさらに広範囲な大水害が発生します。いわば『令和元年 東日本大水害』ともいえるような大水害の可能性があります。
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かつては「ノストラダムスの大予言」で来たるべき日の目撃者となる予定だったが幸いにも恐怖の大王はこなかった。しかし平成に入って阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめ数多くの自然災害がこの国を襲い、世界各所においても巨大災害が発生している。また毎年のようにゲリラ豪雨や大型台風による風水害、熱中症による死に至る体調不良が頻発し続ける令和の時代において、自然災害にいかに備えるか。ソフトウェア防災から個人装備品など、自然災害に対して自分でできることは何かを考えながら書き綴ります。
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