令和元年(2019年)は、ほんとに大雨、豪雨の年になりそうだ。
すでに九州を中心とした西日本では大雨による避難勧告が出ている地域もある。
【臨時会見】(R1.7.2)本日14時から大雨に関する記者会見を行います。九州を中心とした西日本では、これまでの大雨に加え、明日昼前から大雨が続くおそれがあります。その後6日頃にかけては東日本も含めた広い範囲で大雨のおそれがあります。自分や大切な人の命を守るため最新の情報を確認しましょう。
— 気象庁 (@JMA_kishou) July 2, 2019
この
自分や大切な人の命を守るため…
という表現が、まさに緊迫した状況であることを物語っている。
先日のNHKスペシャル『誰があなたの命を守るのか“温暖化型豪雨”の衝撃』でも、一年前の西日本豪雨の際に「避難スイッチ」が入ったかどうかが、生死の分かれ目になることがわかってきた。いつもより少し雨が強いけど、まぁ、大事にはいたるまい…的な根拠のない安心感が、いざという時はもう避難することもできない状況になっている…というのが、これから始まる温暖化型豪雨の特徴なのかもしれない。過去の経験は一切宛にならない。いままだ大丈夫だったからこれからも大丈夫だろうは通用しない。
まさに、災害の情報収拾と的確な「避難スイッチ」の判断が、必要ふかけつになるのだ。
【ご注意ください】九州を中心に西日本では5日頃にかけて、激しい雨が断続的に降り、大雨となるおそれがあります。お住まいの市町村の避難勧告等を確認して、暗くなる前に、危険が身近に迫る前に、早めの備えと避難をお願いします。 pic.twitter.com/Oyvlmjnc0s
— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai) July 2, 2019
「避難」と出たら、迷わず躊躇なく避難すること。
そのためには常日頃から
- 避難場所はどこか(そこまでの道順、迂回路も確認)
- 非常時の持ち出しものは何か(これとこれは持って行こう)
- 家族との連絡方法は。電話でもSNSでもいい。
- とにかく何が起きても生き残ると決意する。
だ。
かつては「ノストラダムスの大予言」で来たるべき日の目撃者となる予定だったが幸いにも恐怖の大王はこなかった。しかし平成に入って阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめ数多くの自然災害がこの国を襲い、世界各所においても巨大災害が発生している。また毎年のようにゲリラ豪雨や大型台風による風水害、熱中症による死に至る体調不良が頻発し続ける令和の時代において、自然災害にいかに備えるか。ソフトウェア防災から個人装備品など、自然災害に対して自分でできることは何かを考えながら書き綴ります。
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