スポンサーリンク

週刊地震ニュース 8/8〜8/14 | 日テレNEWS – 【解説】わずか20分でM5クラスの地震相次ぐ 8月に入って地震続く北海道北部

スポンサーリンク
スポンサーリンク

【解説】わずか20分でM5クラスの地震相次ぐ 8月に入って地震続く北海道北部




8月11日未明に北海道北部でマグニチュード5クラスの地震が相次いで発生し、震度5強と5弱の揺れとなりました。この地域では4日にも震度4の地震がおきています。地震のメカニズムは?今後の注意点は?社会部災害担当・中濱弘道デスクが解説します。

■8日から14日は震度1以上の地震が58回、震度3以上は8回発生
8月8日から14日までの1週間、国内では震度1以上の地震が58回ありました。

このうち震度3以上の地震は8回発生しました。

▼8日午前9時46分ごろ、岩手県沖を震源とする地震で山田町(やまだまち)で震度3を観測しました。

この地震の規模はマグニチュード4.1でした。

▼14日午後7時14分頃、石川県能登地方を震源とする地震があり、珠洲市で震度3となりました。
マグニチュードは4.1で震源の深さは10キロ。

能登半島は、2020年12月頃から始まった地震活動が活発化している場所です。

2022年6月には震度6弱の地震もおき、非常に活動が活発になりました。

金沢地方気象台によりますと6月は震度1以上の地震が1か月間に45回、その後7月は9回と少なくなりました。8月はこれで2回目です。

政府の地震調査委員会からも、地震活動は当面続くという見解もでています。改めて家具の固定や転倒防止をお願いします。

また北日本や北陸では今月に入って雨の日が多く記録的大雨のところもあります。大雨のあとの地震で崩れやすい崖の近くなども注意が必要です。

そして夏休み等で、普段から、その地域の事を知らない人も多くいます。避難経路の確認なども改めて大切です。

■未明に北海道・中川町で震度5強の地震
▼11日午前0時53分頃、北海道の中川町(なかがわちょう)で震度5強、震度4を遠別町(えんべつちょう)、猿払村(さるふつむら)、豊富町(とよとみちょう)、幌延町(ほろのべちょう)で観測しました。

地震の規模を示すマグニチュードは5.4、深さ4キロでした。

■未明に北海道・中川町で震度5強の地震
中川町では震度5強の強い揺れを観測しましたが、大規模な土砂崩れや建物が大きく倒壊するといった被害は出ていません。

ただ、道路には大きな亀裂や地割れが見られます。

■震度5強の約20分前にも震度5弱の地震が
震度5強の地震は午前0時53分頃に発生しましたが、時間をさかのぼっておよそ20分前に0時35分ごろに震度5弱の地震がおきていました。短い時間に強い揺れに見舞われました。

2016年の熊本地震でも、本震の前に前震と呼ばれる地震がおきていました。

気象庁は、今後1週間程度は同じ規模の地震に注意するように呼びかけています。

■宗谷地方から上川地方で相次ぐ地震、この付近の地震活動は?
11日に震度5強の地震がおきたエリアは、8月4日にあった最大震度4のエリアと比べると南に約30キロ程度離れています。

今回の地震も前回の地震もメカニズムは東西方向に圧力軸をもつ地震、左右からおされた事によって発生した逆断層型の地震です。

過去にマグニチュード6を超えるような地震はおきていないエリアですが、震源の深さ4キロと浅い地震で、マグニチュード5でも震度5強や震度6弱になる可能性があるので、引き続き注意が必要です。

また少し西には南北方向に走るサロベツ断層帯もあります。

■大きな地震でなくても震源が浅いので大きな揺れに注意
地震の専門家、環境防災総合政策研究機構の草野富二雄さんは以下のように話します。

「この付近は大きなマグニチュードの地震はないが、時々、まとまった地震活動が見られる所です。震源が浅いので、小さなマグニチュードでも大きな揺れを伴います」
「寝室のタンスが倒れ、周囲には割れたガラスが飛散している被害も出たようです。寝ている状態ではとっさの行動はできません。国内で地震に安全な所はありません。寝室には背の高いタンスなどは置かない。どうしても置く必要がある場合には壁に固定するなど、個人でできる事前対策が命を救います」

寝室の地震対策のほかにも、枕元に置いておいた方が良いものなどの確認も改めてお願いします。
(2022年8月15日放送)

あわせて読みたい

週刊地震ニュース 8/1〜8/7 | 日テレNEWS - 【解説】宗谷北部で震度4の地震震源の深さ7キロの浅い地震 活断層との関連は
【解説】宗谷北部で震度4の地震震源の深さ7キロの浅い地震 活断層との関連は 4日未明に北海道・幌延町で震度4のやや強い地震が発生。その後も震度3の地震が相次ぎました。震源の深さは7キロと浅い地震。近くにある活断層は?社会部災害担当・中...
週刊地震ニュース 7/25〜7/31 | 日テレNEWS - 【解説】富士山麓で震度3の地震 桜島噴火警戒レベル5の理由は?
【解説】富士山麓で震度3の地震 桜島噴火警戒レベル5の理由は? 先月25日には富士宮市で震度3をはじめ短時間で有感地震が相次いだ静岡県東部。その震源は? 爆発的噴火で噴石が2.5キロまで飛散。突然の噴火警戒レベル5への引き上げの根拠と...
週刊地震ニュース 7/18〜7/24 | 日テレNEWS - 【解説】震源から遠く離れているのに揺れる!? 「深発地震」と「異常震域」の関係性
【解説】震源から遠く離れているのに揺れる!? 「深発地震」と「異常震域」の関係性 震源から遠く離れている場所が揺れる現象。 これには「震源の深さ」が関係していた? 社会部災害担当・内藤ミカ記者が解説します。 ■18日~24日は...
週刊地震ニュース 7/11〜7/17 | 日テレNEWS - 【解説】"震度"と"マグニチュード"の違いは?
【解説】"震度"と"マグニチュード"の違いは? ■11日~17日は震度1以上の地震が26回も、震度3以上は0回 今月11日から17日の1週間、国内では震度1以上の地震が26回発生しました。このうち震度3以上の地震は一度も発生しません...
週刊地震ニュース 6/27〜7/3 | 日テレNEWS - 【解説】衛星を使い地面の動きを”ミリ単位で追尾” 今の地震と次の地震の姿は?
【解説】衛星を使い地面の動きを”ミリ単位で追尾” 今の地震と次の地震の姿は? 発生が切迫しているとされる南海トラフ巨大地震。引き金となる国土のうねりが一目瞭然で見えるGNSS。群発地震が発生している能登半島でも特殊な変動を観測。社会部...
週刊地震ニュース 6/20〜6/26 | 日テレNEWS - 【解説】日本列島地震相次ぐ それぞれの地域の地震の特徴は――日本海側でも津波に警戒
【解説】日本列島地震相次ぐ それぞれの地域の地震の特徴は――日本海側でも津波に警戒 26日夜、熊本で震度5弱の地震が。震度7を2回経験した6年前の熊本地震との関連は? 日本海側・石川能登地方の今後の地震の見通しは? 社会部災害担当・中...
週刊地震ニュース 6/13〜6/19 | 日テレNEWS - 【解説】石川・能登地方で「震度6弱」から一夜明け「震度5強」も…相次ぐ地震そのわけは?
【解説】石川・能登地方で「震度6弱」から一夜明け「震度5強」も…相次ぐ地震そのわけは? 最大震度6弱を観測した地震から一夜明け、再び震度5強の地震が発生した石川・能登地方で、いま何が起きているのか。今後の地震活動と注意点を社会部災害担...
週刊地震ニュース 6/6〜6/12 | 日テレNEWS - 【解説】家族4人で水76リットル!?首都直下地震後に必要な備蓄品の量は?
【解説】家族4人で水76リットル!?首都直下地震後に必要な備蓄品の量は? 今後30年以内の発生確率が70%の首都直下地震。増加する高層マンションで必要な備蓄品は?備蓄量は?社会部災害担当・中濱弘道デスクが解説します。【週刊地震ニュース...
週刊地震ニュース 5/30〜6/5 | 日テレNEWS - 【解説】日本の「耐震基準」が変わった"宮城県沖地震"から44年
 【解説】日本の「耐震基準」が変わった"宮城県沖地震"から44年 “都市型災害”といわれる「宮城県沖地震」の発生から今月12日で44年となります。日本の「耐震基準」を変えるきっかけになったこの地震はどんな被害の特徴があるのか?今後の地...
週刊地震ニュース 5/23〜5/29 | 日テレNEWS - 【解説】想定死者数6148人 首都直下地震の新たな被害想定から見えること――発災3日後に何が起きる?
 【解説】想定死者数6148人 首都直下地震の新たな被害想定から見えること――発災3日後に何が起きる? 今後30年以内70%の確率でせまる首都直下地震。東京都は10年ぶりに被害想定を公表しました。震度7でどんな被害が? 初めて出された...
週刊地震ニュース 5/16〜5/22 | 日テレNEWS - 【解説】海外からの"津波" 現在の対策は?
【解説】海外からの"津波" 現在の対策は? 22日昼頃、関東・東北地方で緊急地震速報が出される強い地震がありました。震源の茨城沖は地震活動が活発なエリアですが、今回は浅い場所が震源の珍しい地震でした。社会部災害担当キャップ・中濱弘道記...
週刊地震ニュース 5/9〜5/15 | 日テレNEWS - 【解説】3月末から相次ぐ地震 活断層との関係は?
【解説】9日に与那国震度3 与那国・台湾周辺で相次ぐ大地震 将来M8の可能性も指摘 9日には沖縄・与那国町でも震度3の地震がありました。周辺は地震活動が活発なエリア。将来、マグニチュード8の可能性を指摘する専門家も――警戒すべき点につ...
週刊地震ニュース 5/2〜5/8 | 日テレNEWS - 【解説】3月末から相次ぐ地震 活断層との関係は?
【解説】3月末から相次ぐ地震 活断層との関係は? 大型連休、中盤から後半にかけての期間は震度3以上の地震が8回発生しました。京都では震度4の地震も。京都南部では3月末から地震が増加しています。京都は活断層の多くありますが関連は?社会部...
週刊地震ニュース 4/25〜5/1 | 日テレNEWS - 解説】1最近の地震は夜の発生が多い? そんなギモンにこたえます
【解説】最近の地震は夜の発生が多い? そんなギモンにこたえます 最近の地震は夜に多い?視聴者のそんなギモンを調べて専門家に聞いてみました。社会部災害担当キャップ・中濱弘道記者が解説します。 ■4月25日週の地震は―― 4月25...
週刊地震ニュース 4/18〜4/24 | 日テレNEWS - 解説】19日に茨城で震度5弱の地震 沖縄でも巨大地震の可能性
【解説】19日に茨城で震度5弱の地震 沖縄でも巨大地震の可能性 先週は茨城県北部を震源とする地震があり城里町で震度5弱の揺れを観測しました。政府の地震調査委員会は先月、沖縄でマグニチュード7程度の地震が今後30年以内に発生する確率を9...
週刊地震ニュース 4/11〜4/17 | 日テレNEWS - 解説】地震のマグニチュード その大きさはどのように決まる?
【解説】地震のマグニチュード その大きさはどのように決まる? 地震はどうして起こるのか、そして地震のニュースで必ず出てくる「マグニチュード」という言葉の意味と計算方法は。日本テレビ社会部災害担当キャップ・中濱弘道記者が解説します。【週...
週刊地震ニュース 4/4〜4/10 | 日テレNEWS - 【解説】南海トラフとの関連は?各地で震度4が6回
【解説】南海トラフとの関連は?各地で震度4が6回 今月4日から10日の1週間に震度1以上の地震は50回ありました。うち震度4は6回も。地震が多いと感じている人が多い中、愛知県東部の地震は南海トラフ巨大地震の震源想定域が震源でした。メカ...
週刊地震ニュース 3/21〜3/27 | 日テレNEWS - 首都直下地震の想定震源で何が起きているのか!!
【解説】各地で震度4の地震相次ぐ 都心地下は地震の巣『週刊地震ニュース』 先週も震度4の地震が相次ぎました。先月31日には千葉市で震度4の地震があり震源は東京湾でした。将来、首都直下地震発生が心配される中、この地震との関連は?備え...
週刊地震ニュース 3/21〜3/27 | 日テレNEWS - 能登半島,福島県沖,十勝地方南部を震源とする地震に注意
こんにちは、RESCUE4thです。 YouTube動画にはたくさんの自然災害に関する情報がアップロードされています。それらをピックアップしながらいつか来てしまう日に向けて準備を怠らない努力を続けていきましょう。 【解説】大津波の恐...

関連リンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました